佐田京石
大分県宇佐市安心院町(あじむ)町佐田地区にある米神山(475m)は、太古に米が降ったと伝えられる山で、7〜8合目以上には、100基に及ぶ天然の立石群があります。その周辺には京石などの立石遺跡が、山頂には環状列石があり、ともに雨乞い等を行った太古の祭祀場所であったであろうと言われています。
京石は、仏教的に「一字一石経を根本に納めた」ために「経石」と呼ばれるものが変化したものであろうと思われています。それが京石と呼ばれるようになったことについては、「米神山の女神がこの地を都(京)にしたいと、一夜のうちに1千本の石を降らせようとしたが999本しか降らせることが出来ずに願いがかなえられなかった。」との伝説に基づいていると地元の歴史学者はいっています。鬼が100段の階段を夜明けまでに作り上げる・・・99段で鶏が鳴いたという伝説と同じですね。
直ぐ近所に、町営の温泉があります。山登りの後はごゆっくりどうぞ!
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県道沿いにある京石
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宇佐神宮の巫女さんによる浦安の舞 | 米神山の巨石(8合目)頭の上から大きな石が落ちてきそうで怖かった。 |
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頂上の環状列石(475m) |